61歳、仕事部屋にレコードプレーヤーを置いた
西船橋に仕事部屋(WSB)を借りたことは前回書きました。新しい部屋を作るにあたって、どうしてもやってみたかったことがあります。
レコードを、もう一度聴くこと。
最後にターンテーブルにLPを載せたのは、おそらく30年以上前です。
選んだのはHouse of Marleyの「STIR IT UP LUX」。竹を使った少しクラシックな佇まいが、仕事部屋の家具にもよく馴染みます。

レコードが音楽の中心だった、あの頃
中学から大学にかけての青春時代、私は主に海外のロックを夢中で聴いていました。当時、それらの音楽に触れる手段は、主にFMラジオかレコードかそれらをダビングしたカセットテープでした。(大学生になってからは時々ロックBarに通って大音量に浸りました)
アップルミュージックなどで、いつでも、好きな時に世界中の音楽を聴くことが出来る今とは違い、それなりに手間をかけないと、好きな音楽にたどり着くことが出来ない時代でした。
それだからこそ、一曲一曲を本当に大事に聴いていた記憶があります。
大学を卒業した頃から、ターンテーブルにLPレコードを乗せてゆっくり音楽に耳を傾けることがなくなりました。集めたレコードたちは段ボール箱に詰めて物置奥深くに放置されたまま、30年の歳月が過ぎていきました。時の流れは、ありきたりですが、本当に早いものです。
そしてWSB開設に伴って、記憶を頼りに物置の奥から、埃だらけの段ボール箱を引っ張り出してきたと言う訳です。
30年眠っていた段ボール箱を開けてみた
ふたつの段ボール箱の中には、思ったより傷んでいないLPレコードがおよそ50枚。あの頃、なけなしの小遣いやバイト代から捻出しただけあって、なかなか選び抜かれた名盤揃いでした。
全部聴くまでにはまだ時間がかかりそうですが、針の落ちるプチプチという音の後にスピーカーから流れてくる、どことなく丸みのある、柔らかい音が、束の間、時間を巻き戻してくれるように感じます。
レコード、いいなぁ。
どうやら、そう感じているのは私だけではないようです。最近はレコードが再び人気になっているそうで、日本レコード協会の統計を見ると、アナログレコードの生産金額は2020年の約21億円から、2025年には約84億円へ。わずか5年で約4倍になっています。

ところで、私は小泉今日子さん(同じ学年です)を16歳の頃(彼女も私も)から長く信望していることは、周囲にもずっと言っていることですが、段ボールから出てきたコレクションには小泉さんのレコードは一枚もなく、聖子と明菜のLPが3枚ずつ出てきました。
うーーむ。
