ひとり社長への道・ネットサービスで会社設立 

会社設立

独立起業への思いを仲間に伝えた

何人かの気を許せる数人の仲間とひとりひとり個別に会って独立起業への思いを伝える中で、いろいろな事に気づかされました。そして起業を志す思いに同調するように、向学心のようなものが沸々としてきて、簿記とFPの資格取得の為の勉強を始めるという副産物も得ました。それらの事だけでも、一歩を踏み出したことには、収穫があったと思います。ますます、東西線で考えたり、学んだりすることが多くなりました。

仲間達は私が会社を辞めて独立することに驚いたり、反対したりすることは一切なく、なぜか一様に嬉しそうに笑っていました。拍子抜けしましたが、なんだか、そんな反応が心強くもありました。彼らが賛成してくれるのであれば、何も迷うことはないと、私は一気に会社設立の手続きを開始したのです。

会社設立を「freee」で開始した!

税理士に委託するのが一番確実で楽なのですが、出来るところまでは自分で経験してみたくて、「freee」というネットサービスを活用して会社設立にチャレンジすることにしました。元来の面倒臭がり、かつ、かなり怖がりな私ですが、ここに来てかなりの成長を見せています。

「freee会社設立」はガイドに沿って入力していけば、とても簡単に会社設立の準備をすることが出来ますし、基本的に無料のサービスです。私が今回freee会社設立で支払った費用は、定款認証費用・登記費用を別にすれば、実費(行政書士への定款作成費用と実印セット)の17,000円のみでした。

freee会社設立

新会社の社名決定

freeeで会社設立を進める作業は簡単ですが、定款に定める事柄を決めるのは、それなりに考えなきゃなりません。会社名、事業内容、資本金、決算期間等。その中でも、一番悩んだのは社名です。考えても考えても、なかなかいいアイディアが出て来ないまま悶々とする日々が続きました。思い浮かぶ社名はどんどんとあらぬ方向に向かい「××興行」や「〇〇組」といった危ない系や、BARやクラブのような水商売系、自分の氏名+株式会社と迷走状態に陥っていったのです。

ビジネス現場における「私」のことを最も理解し、客観的かつ的確に評価しているのは、おそらく部下であると、私はかねてから思っていましたが、社名が決まらないという困難な状況で私がふと思いついたのは、信頼するふたりの元部下でした。冷静でありながら漢気溢れるSと、情熱漲る感激屋の天才Jに私の会社の命運を預けることにしたのです。大袈裟ではありません。「名は体を表す」、すなわち名前にそのものの本当の姿が表れるというこの言葉は、まさに言い得て妙と思うからです。

準備は整った

果たして、数日と置かず、ふたりから沢山のアイディアが報告されたました。提示された数々の社名案を見て、私は目頭が熱くなるのを抑えることが出来ませんでした。「私」のことを最も理解してくれているのはビジネスの現場で一緒に戦った部下であるというのは間違いではなかったのです。私の慧眼は確かでした(笑)。

そのようにして他力本願ではありますが、会社名は決まりました。私らしい、いい社名だと思います。そしていつも誰かに支えられている私らしい決め方だとも思います。ふたりには言葉にならないくらい感謝しています。

さて、準備は万端整いました。

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