2025年1月
1年で一番嫌いな嫌いな月が目の前です。極めて寒さに弱い私にとって、気持ちも体調もすっきりしなくなる苦手な時期です。とはいえ、そんなものに負けてる場合じゃないと、早朝の街を北習志野駅に向けて電動アシスト自転車で爆走する年男なのです。

名古屋
名古屋に行く日は、いつもより2時間ほど早く家を出て、6時過ぎの東葉高速鉄道に乗り込みます。昨年の10月から名古屋で仕事をする機会を得て、月に2回ほど、彼の地を訪れています。随分長い間サラリーマン生活を送ったにもかかわらず、地方赴任の経験がなかった私にとっては、新鮮でなかなか心躍る日々であります。

2月は嫌いな月
さて、そんな風に落ち着きなく毎日を過ごすうちに、いつの間にかカレンダーは2025年に変わっていました。昨年のこの時期に、ドタバタと会社を設立してから「あっという間に」というか、「やっと」というか、いずれにしても1年という時間が流れたという事になります。
自転車のペダルを夢中で踏み込み続けるように、息も絶え絶えに走り続けた1年だったような気がします。そして、大嫌いな2月を迎えるという訳です。

ただ、昨年の2月、寒さや暗さに気持ちを沈ませた記憶がありません。おそらく、それどころではなかったのでしょう。そんなふうに振り返ると、今年は少しは気持ちの余裕が出来たという事でしょうか。そんな感じは全くしないのですが。
あらためて
ひとりだけの小さな会社の代表としてスタートを切って1年、私は「あらためての仲間」との「あらためて」の出会いを経験しました。「あらためての仲間」というのは、所属していた会社の名前とその管理職という社会的な立場を失ってもなお、新しい関係性の中で、私を応援し、ためらいなく力を貸してくれている、かつての同僚やお客様の事です。

もちろん、立場が変わった途端に掌を返すように離れていく人たちもいましたが、そんな事は想定内の事で、それよりも「あらためての仲間」がこんなにも温かく見守ってくれている幸運に感謝し、彼らの健勝を祈り、いつか倍返しすることを誓う、年男(巳年)の私なのです。
2025年もますますドタバタと慌ただしく、そして力強くペダルを踏み込んで行きたいと思います。
