投資関連の本
数日前から東西線での朝のYouTube視聴を中断し、初めて買った投資関連の本「ほったらかし投資術 全面改訂第3版」(山崎元・水瀬ケンイチ 朝日新書)を読んでおります。SBI証券の口座を開設したところまではお話しましたが、YouTubeチャンネル「両学長 リベラルアーツ大学」の両学長が言うところの「広く分散された低コストインデックスファンド」への投資、その答えがこの本で明確にはっきりと、迷う要因すらなく提示されています。
ほったらかし投資術とは
とても簡単に(かなり雑ですが)要約しますと、
・まず、「ほったらかし投資」の定義は、「プロが考える最善の運用に大きく劣らず、なるべく簡単に実行できる、個人にとっての資産運用の具体的方法」であるということ。
・つぎに、リスク資産での投資銘柄は、日本・先進国・新興国を含む全世界の株式市場に超低コストで丸ごと投資できる商品である「eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)」の一択である。
・そして、なるべく早くからNISAなどの税制上有利な運用口座を活用して投資を始めることが重要である。
・最後に、金融機関の口座は、SBI証券、楽天証券、マネックス証券のいづれかのネット証券を選んで開設する。
分かりやすいです。
なぜ、「eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)」なのか、なぜネット証券なのか、その理由や背景についても本書では分かりやすく説明されています。そして投資とは「買ったり・売ったり」することではなく、「持っていること」であり、「資産形成に掛ける手間とコストを節約して、人生を良くすることにこそ時間とエネルギーとお金を使いたい」という著者達の考え方が随所に散りばめられています。興味のある方は是非、本書をご一読ください。
勉強するっていいですね
いま保有する資産を大きく増やすことが出来れば、それに越したことはありません。ただ、そのために過度なリスクを負ったり、多大な労力を使うことは私には出来ません。そこに力を費やすのであれば、自分の持つ能力を最大限に生かし、一生懸命働いて収入を増やす努力をするほうが性に合っていると思うのです。そういった意味でも、今回読んだ「ほったらかし投資術 全面改訂第3版」が指南してくれた手法や考え方は、まさに私に合ったもので、共感と学びを与えてくれた、とてもいい新書でした。なんだか、勉強するっていいですね。
今後の投資活動について
という訳で、私の中で急速に膨らんでいった「投資」「資産運用」への興味は、この「ほったらかし投資術」という本との出会いによって、まずは終息しました。今のところ、投資や資産運用にこれ以上深く関わっていくことはないと思っています。ただ、知ることで見えてくることや、副次的に得られる成果があることは、今回のことで実感しましたので、「勉強」することは継続していこうと思っています。