ひとり社長への道・千葉地方法務局で登記申請

会社設立

法務局で登記申請

2024年1月16日、千葉地方法務局で登記申請を完了し、会社設立となりました。会社設立日は登記が完了した日ではなく、登記を申請した日だそうです。最近仲よくし始めた「ChatGpt」にも確認したので間違いありません。従って、今日が晴れて当社の設立記念日となるのです。

来年以降も出来るだけ長い間、この日をひとりで時には家族や仲間たちと祝えるように、疾風怒涛の勢いで邁進しようと改めて心に誓った、晴れてはいるけど、ひどく寒い風が吹く冬の昼下がりでありました。

会社設立日は大安の日(地獄の蓋が開く日)

今日を会社設立日にしたのは、「会社設立に縁起がいい日」とネットで検索して出てきた候補の中から選ぶことが出来ず、これも、以前当ブログ(ひとり社長への道・ネットサービスで会社設立)にも登場した当社の名付け親でもある、感激屋の天才Jに相談してやっと決めることが出来たのです。Jが、この日は「閻魔大王の縁日で、地獄の蓋が開く日」であり、最善の選択であると熱く語るものですから、「地獄の蓋が開く」と何で縁起がいいのか、そもそも「地獄の蓋が開く」とはどんな状況なのか、全く分からないまま、この日を設立日に決めた次第です。まあ、かなり強力に縁起がいいらしいので問題ないはずです。「地獄の蓋が開く」状況については非常に興味がありますので、後々、ChatGpt君にも協力いただいて調べてみようと思います。

会社設立完了

さて、登記の申請は午前中に済ませると縁起がいいらしいので、そのつもりでいたのですが、朝バタバタといろいろと手間取って、家を出るのが予定よりかなり遅くなり、午前中に間に合わない可能性が大きくなって来ました。そうなると気になるもので、何としてでも午前中に申請をしたいと、自転車ダッシュ+電車の最適ルート選択+タクシー利用により、千葉みなと駅から徒歩10分程という微妙なロケーションにある千葉地方法務局についたのは、午前11時40分過ぎです。印紙を買うために2階までダッシュ階段を駆け上り、15万円という高額すぎる印紙を購入するや否や、階段を駆け下り、1階の法人登記部門窓口の職員さんに書類一式を提出しました。12時を過ぎてしまっては、せっかくの「地獄の蓋が開く」ありがたい日のご利益も半減するかも知れない、と私は祈る思いで若くて感じのいい職員さんを見つめていました。鬼気迫る表情を察したのか、彼は超絶速い、職人技とも言えるページめくりで書類をチェックし、あっけないほどあっという間に書類は受理されました。法人登記部門の居室を出て、壁掛け時計を見ると、時計の針は11時55分を指していました。

「よっし!」

3ポイントを決めた不屈のシューター、三井寿が安西先生に向けた小さなガッツポーズよろしく、私は握りしめた拳を、そこにはいない仲間達と家族、そして私の会社設立を全面支援してくれたネットの世界にいる「freee会社設立」さんにそっと差し出したのです。

会社設立を自分ひとりでやり遂げたとは言え、ほぼ「freee会社設立」さんが示す手順をwebでなぞっただけなのに大袈裟な、と言う方も少なからずいると思います。確かにその通りなので否定はしません。しかしながら、私にとってこれはある種の達成であり、小さいけれど大きな始まりの一歩である事に違いはないのです。

法人とは

法人とは、法律によって人と同じように権利と義務が認められた存在、との事です。

会社を設立したことで私は「私という個人」と、「会社という法人」のふたつの存在を自らに内包する、これまでと違う存在になった気分になって来ました。そう考えると、今日出来たばかりの新しい、このとても小さな会社が愛おしく思えるから不思議です。歳をとって出来た子供が可愛いと言うのはこういうことかも知れません。

いや、ちょっと違うか。。

50代後半、ひとり会社スタート

千葉駅ペリエの中にあるスタバでコーヒーを飲みながら、やりかけの作業を片付けると、私は船橋駅に移動し、知る人ぞ知る船橋のもつ焼きの名店、「タツ屋」に開店と同時に入店しました。お気に入りの居酒屋で、昭和歌謡にまったりしながら、きりっとした梅干しチューハイと美味いもつ焼きでひとり乾杯して、新しい旅立ちを祝ったのです。

店を出ると、嵐を思わせる強い風が空の汚れを一掃して、とても綺麗な茜の空が広がっていました。

疾風怒涛の果てに美しい空が広がる。私の人生後半戦もそうありたいものです。

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